福利厚生制度
従業員満足度
食事補助
会社の食事補助とは?福利厚生の仕組み・提供方法・費用の目安を整理
2026-05-01

会社の食事補助を福利厚生として導入したい企業向けに、仕組みと社員食堂・食事券・カードなど提供方法の違い、企業側と従業員側のメリット、月額利用料の目安と導入後に企業が行う作業までをまとめました。社員食堂がない会社でも始められます。
福利厚生として注目される「食事補助」とは?
近年、多くの企業で導入が進んでいる福利厚生の一つが「食事補助」です。
従業員のランチ代や食事代を企業が補助する制度であり、従業員満足度向上や採用強化の観点から注目されています。
特に近年は、物価上昇や外食費の増加もあり、従業員にとって「日常的に使える福利厚生」の重要性が高まっています。
なぜ今、食事補助が人気なのか?
以前は福利厚生というと、保養所やレクリエーション制度などが中心でした。
しかし現在では、より日常的に利用できる制度が求められるようになっています。
その中でも食事補助は、毎日の生活に直結するため、多くの従業員にとってメリットを感じやすい制度です。
- ランチ代の負担軽減
- 物価上昇対策
- 従業員満足度向上
- 企業イメージ向上
- 採用力強化
- 離職防止
など、多くのメリットがあります。
食事補助の主な提供方法
食事補助にはいくつかの提供方法があり、企業は自社の働き方に合わせて選ぶことができます。
- 社員食堂やお弁当の手配など、企業が食事そのものを用意する方法
- 食事券や食事チケットなど、決まった加盟店で使う方法
- クレジットカードが使える飲食店で、専用のカードを使って支払う方法
どの方法を選ぶかによって、初期費用や運用の手間、従業員が利用できるお店の範囲は変わってきます。
企業側のメリット
① 採用強化につながる
福利厚生は、求職者が企業選びをする際の重要なポイントの一つです。
特に若い世代では、「実際に使える福利厚生」を重視する傾向があります。
食事補助制度は利用頻度が高く、求職者にも魅力が伝わりやすい福利厚生です。
② 従業員満足度の向上
食費は毎日の支出であるため、補助を受けられるメリットを実感しやすい特徴があります。
日常生活を支える福利厚生として、従業員満足度向上にもつながります。
③ 健康経営への活用
食事補助を活用することで、健康的な食生活を促進する企業もあります。
健康経営の取り組みとして導入されるケースも増加しています。
従業員側のメリット
食事補助は、企業だけでなく従業員にとってもメリットのある制度です。
① 立替や申請の手間がかかりにくい
提供方法によっては、従業員が費用を立て替えたり、利用のたびに申請したりする必要がありません。日常的に使う制度だからこそ、手続きの少なさは大きな安心材料になります。
② 対応する飲食店で、日常的に使いやすい
クレジットカードが使える飲食店で使えるタイプの場合、利用先が特定の提携店だけに限られない分、日常の外食の中で使いやすいという特徴があります。
従来の「社食」との違い
従来の食事補助制度というと、社員食堂をイメージする企業も多いかもしれません。
しかし、社員食堂の設置には、
- 広いスペース
- 設備費
- 運営コスト
- 人員配置
などが必要になります。
そのため、中小企業や地方企業では導入が難しいケースも少なくありません。
カード加盟の飲食店で使える新しい食事補助
近年では、クレジットカード加盟店で利用できる新しいタイプの食事補助サービスも登場しています。
従業員は勤務地の近くや外出先の対応する飲食店で食事補助を利用できるため、勤務地や働き方を問わず導入しやすい特徴があります。
リモートワークや外回り営業が多い企業とも相性が良く、多様な働き方に対応できる福利厚生として注目されています。
費用と、導入後に企業が行うこと
カード型の食事補助では、従業員へ渡す食事補助額(補助の原資)とは別に、サービスの利用料がかかります。どこでも社食の場合は、月額利用料(1名あたり500円・最低月額10,000円。いずれも税抜。カードの利用登録をした従業員の人数で計算)がかかります。このほかに初期設定費とカード発行手数料が別途かかります(金額はご利用条件に応じて個別にご案内します)。
導入後、企業はカードの配布と、退職・異動時の利用停止、従業員の自己負担額の徴収、税務・会計・給与の処理を行います。
導入前に確認したい税金と導入の流れ
食事補助と税金(非課税の要件)
食事補助を給与として課税されない形で出すには、従業員が食事の価額の半分以上を負担し、会社の負担が1か月あたり7,500円(消費税等を除く)以下である必要があります(2026年4月1日から適用)。現金で渡す場合は、原則として給与として課税されます。詳しくは「食事補助は福利厚生費になる?非課税の条件・会社負担額・導入時の注意点」で整理しています。
導入までの流れ
どこでも社食の場合、お問い合わせのあと、オンラインでのお打ち合わせ、制度設計、お申し込み・ご契約、カードの発行・配布を経てご利用開始となります。導入までの期間はご要件により異なりますので、個別にご案内しています。
社員食堂・置き型社食・弁当配送などとの違いは「社員食堂の代わりになる食事補助サービス|比較の見方と費用の考え方」で比べています。
まとめ
食事補助は、企業と従業員双方にメリットのある福利厚生制度です。
採用強化や従業員満足度向上、健康経営など、多くの企業課題に対応できる制度として導入が進んでいます。
特に近年は、カード加盟の飲食店で使える新しい食事補助サービスも増えており、社員食堂を持たない企業でも導入しやすくなっています。
関連記事
「どこでも社食」は、ここでご紹介した食事補助を、専用のカードで、クレジットカードが使える飲食店で使える形にしたサービスです(一部ご利用いただけない店舗・業態があります。利用できるお店の範囲は企業ごとに設定できます)。 サービスの詳細はこちらからご確認いただけます。
導入を検討している企業のご担当者へ
月額利用料は1名あたり500円(最低月額10,000円。いずれも税抜)で、カードの利用登録をした従業員の人数で計算します。このほかに初期設定費とカード発行手数料が別途かかります(金額はご利用条件に応じて個別にご案内します)。料金の詳細と、導入後に企業側で必要になる管理業務を確認できます。
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